留浦の浮橋(とずらのうきはし)
【東京都西多摩郡奥多摩町】
・美しさ
・雰囲気 ・穴場度 ・アクセス・駐車スペース 有り(中)・車から徒歩 約1分
・東京都23区から車で、約2時間(約95㎞)
・最寄り駅⇒奥多摩駅(徒歩 約2時間50分・約14.5㎞)
・今日の天気⇒東京都奥多摩町の天気・今日の日没時刻⇒東京都奥多摩町の日没時刻
基本情報
東京の秘境、奥多摩町にやってきました。雄大な自然に囲まれたこの町にあるのが、留浦(とずら)の浮橋。この浮き橋は奥多摩湖に架かる橋で、留浦という集落とその対岸を繋いでいます。こちらの橋は基本的に無料で常に開放されているのでいつでも楽しめますが、水位の関係で取り外されることもあるようなので事前にチェックしておくと良いかもしれません。
通称「ドラム缶橋」とも呼ばれるこの橋ですが、現在はドラム缶状の樹脂と金属の素材が用いられています。昔は本当にドラム缶を利用していたため、このように呼ばれているのです。そして実はもう一ヶ所「ドラム缶橋」と呼ばれる浮き橋が奥多摩町にはあります。こちらは麦山の浮橋という名前で、現在は封鎖されているようです。
アクセスの手段としては、車かバス。車であれば奥多摩駅から30分程度で到着します。バスで行く場合は、最寄り駅である奥多摩駅からバスが出ているのでそちらを利用しましょう。「留浦」という停留所で下車すればOKです。ただしバスが出るのは一時間に一本なので要注意。
感想
留浦の浮橋を一言で表すなら「解脱感」でしょうか。橋の上は吊り橋よりも左右に揺れますが、そこそこに安定感がありました。足元の感覚は何とも言えない不思議な感覚で、経験したことのない謎の浮遊感が味わえました。風は橋の中央に行くほど強くなり湖面もかなり近いので、直接湖の上を歩いているような感覚に陥ります。
普段は閑散としている奥多摩町にも、夏には東京のオアシスとして多くの人が涼を求めて訪れます。四季折々それぞれに表情がありますが、夏に留浦の浮橋を訪れれば、その涼しさと絶景に感動するでしょう。近くには「島勝」という美味しい定食屋さんもありますよ。
浮き橋を渡るというのはなかなかできない体験だと思います。これを読んでいる方にはぜひ謎の浮遊感を味わってほしいと思います。
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